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「経済的補償に重心を」=犯罪被害「あすの会」10周年−東京(時事通信)

 犯罪被害者らでつくる「全国犯罪被害者の会」(あすの会)が23日に創立10周年を迎え、東京千代田区で総会を開いた。代表幹事の岡村勲弁護士は「時効見直しの問題が解決すれば、被害者の経済補償問題に活動の重心を移したい」と語った。
 総会前の記念大会では、経済的被害回復に関するパネルディスカッションが行われ、ガソリンを掛けられて火を付けられ、大やけどを負った岡本真寿美さんと、元夫に息子を殺害された川本弥生さんが参加した。
 26回も手術を繰り返した岡本さんは加害者側から一切金銭を得られていないと言い、「何もしていないのに治療費まで支払わされるのか」と訴えた。川本さんは「親族間の犯罪だったため、犯罪被害者給付金を受け取れなかった。充実した補償制度にしてほしい」と話した。
 出席した加藤公一法務副大臣は、時効見直しについて「かなり思い切ったことも含め、国会会期末までに成立させたい。(時効が)進行中の事案についても議論しているが、小手先の改革ではないと理解していただきたい」などと述べた。 

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